墨田区の保活の特徴と、墨田区に応募した人の体験談を知りたい
そんな疑問にお答えします。
保活って情報を集めるのが大変ですよね?
この記事では
- 墨田区の保活に関する基本情報
- 墨田区の保活の体験談
について解説します。
墨田区で保活を予定している方はぜひご覧ください。
墨田区の保活の基本情報!特徴は?
墨田区の保育園入園に関する情報は下記の公式サイトから入手できます。
https://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/azukeru/hoikuen/index.html
来年度の募集案内は10月30日に公開される予定です。
令和2年の申請期間は、
郵送:11月20日〜12月3日
窓口:11月20日〜12月10日
でした。
大きな変更がなければ、申請期間は例年同じだと思われます。
墨田区の保活の特徴は下記のとおり
- 両親フルタイムの点数は40点
- 近くに祖父母が居ないひとり親への加点が大きい(フルタイムなら47点に)
- 兄弟加点は+7~3点と高め
- 小規模保育園からの卒園に伴う転園は+8点と高め
- 在宅ワーカーに対する減点は無く、内職者は点数が低い
- 勤務地が区内にないと区外からの申し込みはできない
- 主たる稼働者が失職中の求職活動には+6点
- 認可外保育室等に月極契約で月48時間以上預けていると+2点
- 保活の相談にのってくれるサービスがある
それぞれ解説していきます。
両親フルタイムの点数は40点
利用調整基準指数を見てみましょう。
フルタイム扱いになるのは、
労働日数が週5日以上で
労働時間が週40時間以上のとき
で20点となります。
両親ともフルタイム扱いであれば
20(母)+ 20(父)= 40点
となります。
近くに祖父母が居ないひとり親への加点が大きい
ひとり親の場合は、近隣(直線距離100㎞以内)に当該児童を保育することが可能な祖父母がいるかいないかで点数が異なります。
近隣に当該児童を保育することが可能な祖父母が
いない場合:27点
いる場合:23点
つまり、フルタイムのひとり親でかつ近隣に当該児童を保育することが可能な祖父母がいない場合は
20(親) + 27 (加点)= 47点
この加点だと、フルタイムであれば確実に保育園が決まりますし、フルタイムでなくても入れる見込みが大きいです。
墨田区のひとり親の加点は、祖父母が近くにいない場合であれば、他の区と比較して高めと言えます。
兄弟加点は7~3点と高め
兄弟姉妹が在園している保育園に申し込みする場合の加点は+3点です。
これは他の23区と同じくらいの加点です。
ただし、既に兄弟姉妹と別の保育園に在籍していて、兄弟姉妹が在園している保育園に転園希望の場合は、加点は7点になります。
7点の加点があればかなり有利だと思います。
就労しながら兄弟姉妹を別々の保育園に送り迎えするのは大変ですから、負担を減らすための配慮なのでしょう。
小規模保育園からの卒園に伴う転園は8点と高め
小規模保育園(2歳あるいは3歳児クラスで保育が終了する認可保育施設)からの卒園に伴う4月転園希望の場合は、加点が8点になります。
8点という加点は他の区と比較しても高めです。
小規模保育園を卒園後、通う先がなくなることがないよう考慮されているようです。
在宅ワーカーであることによる減点はなし
居宅内での勤務の場合でも、減点はありません。
また、自営業であるか、雇用されているかによって点数は変わりません。
ただし、内職者とみなされると点数が低くなります。
内職者の場合、
週3日以上日中週12時間以上のとき、+6点
となります。
在宅で仕事をしている場合は、
- 開業して個人事業主になっている
- 雇用されていて雇用証明書を書いてもらえる
という状況であれば、内職者とはみなされない可能性があります。
在宅ワーカーは開業届けを出しておくと良いかもしれません。
勤務先が墨田区にないと区外からの申し込みができない
区外からの申込は、
- 勤務地が区内にある場合
- 入所希望月前月末日までに転入予者の場合
のみ可能です。
勤務地が区内にあって区外から申込する場合、−1の減点となります。
ただし、転入予定者の場合は減点とはなりません。
勤務地が区内にある場合の0~2歳クラス申込は1、2月および10~12月入所のみとなっているので、注意が必要です。
主たる稼働者が失職中の求職活動には+6点
求職活動中の基準指数は、12点~4点(就労条件により変動)になるので、入園は難しい傾向にあります。
しかし、主たる稼働者が解雇や倒産等で仕事を失ってしまい、早急に就労する必要がある場合、6点が加点されます。
フルタイムの勤務が内定すれば、12点+6点で18点となりますので、保育園に入れる可能性が少し高くなります。
認可外保育室等に月極契約で月48時間以上預けていると+2点
子供を既に認可外保育室等に月極契約で月48時間以上預けている場合、加点が2点となります。
少しでも点数を増やしたい場合、もし可能であれば認可外保育室やベビーシッターなどに預けることも検討しましょう。
保活の相談にのってくれる保育コンシェルジュというサービスがある
墨田区には、保育コンシェルジュが保活など保育に関する相談にのってくれるサービスがあります。
それぞれのご家庭に合った情報を得ることができるので、墨田区で保活を始めるならば1度相談してみるとよさそうですね。
平日月~木のみ、予約制になっています。
https://www.city.sumida.lg.jp/eventcalendar/kodomo_kosodate/hoikuconcierge.html
墨田区の保活難易度は?
地区ごとの保活難易度を、下記の指標で難易度付けしました。
★★★★★ 両親フルタイム+2点以上ないと難しい
★★★★☆ 両親フルタイム+1点以上ないと難しい
★★★☆☆ 両親フルタイムでないと難しい
★★☆☆☆ 両親フルタイム-1点であれば入れる
★☆☆☆☆ 両親フルタイム-2点あれば入れる
☆☆☆☆☆ 二次募集あり・定員割れしている認可保育園がある
(※1歳児クラスを基準に判断)
私が参考にした資料は、墨田区の令和2年4月入園の第一次利用調整結果(入所下限合計指数)の資料(PDF)です。
資料を直接見たほうがより多くの情報が得られますので、ぜひ資料もご覧になってください。
墨田・堤通★☆☆☆☆
東墨田・八広★★★★★
東向島・向島★☆☆☆☆
立花・文花★★★★★
京島・押上★★★★★
吾妻橋・東駒形・業平・本所★★★★★
横川・石原・太平・横綱・亀沢・錦糸★★★★★
両国・緑・江東橋・千歳・立川・菊川★★★★★
墨田・堤通、東向島・向島のエリアは、1番入りにくい1歳児クラスでも39点以下で入れる保育園がありました。
ただし、1歳児クラスでも39点以下で入れる保育園は、開設したばかりの保育園など、ごく一部の保育園です。
最低点数が極端に低い保育園は事前によく見学することをおすすめします。
また、点数が低いことで、翌年の応募が集中する可能性もありますので、確実に入園できるかは不明です。
それ以外のエリアは、両親フルタイムに加点がないと1歳児クラスに入れるのは難しそうです。
また、0歳、2歳児クラスは、
東向島・向島
吾妻橋・東駒形・業平・本所
横川・石原・太平・横綱・亀沢・錦糸
両国・緑・江東橋・千歳・立川・菊川
のエリアに関しては、入所下限点数が42点以上でした。
子どもを通わせやすい保育園・人気のある保育園は激戦の可能性があります。
しかし、それ以外のエリアに関しては、両親がフルタイムでなくても入れる保育園はありそうです。
一般に0〜2歳児クラスに比べ、3歳児クラスは保育園に入りやすいのですが、墨田区の一部の保育園では、3歳児クラスの入園最低点数が48点と高くなっています。
小規模保育からの転園者が多い場合、3歳児クラスであっても入れない保育園があります。
3歳児クラスを申し込む方は、希望する保育園をできるだけ多めに書いて申請することをおすすめします。
墨田区の保活の体験談。引っ越し後の保活
次に、墨田区の保活の体験談をご紹介します。
保育園を申し込んだときの状況は?
保育園を申し込んだときの状況は以下のとおり。
- 3歳児クラスに年度途中(1月)転園を申請。
- 夫:フルタイム、妻:週5(1日6時間)勤務(基準指数20+14)
- 別の区から引っ越し(前年の9月に転居)
- 加点は1点(「転入または区内での転居により認可施設を変更することがやむを得ないとき」に該当)、減点はなし
- 引越し後の9月〜12月は転居前から通っていた保育園に子どもを通わせ続けながら勤務
保育園を申し込むときにやったこと・心がけたこと
申し込むときにやったこと、心がけたことは下記のとおり。
- 子どもが1歳の頃から転居予定先である墨田区の保育園情報を調査していた
- 0〜2歳児クラスは激戦、3歳児クラスは小規模保育園上がりの転園も多いので激戦
- 小学校入学より前に転居したかったので、当初は4歳児クラスを狙っていた
- 7園くらい見学。当時通っていた保育園と似ている保育園を探した。
- 希望の保育園には2回見学した
墨田区で保活した結果
墨田区で保活した結果、3歳児クラスの途中入園に成功!
そもそも希望の保育園に数人の空きがあり、1回の申し込みで入園できたそうです。(12月に申し込み→翌年1月に入園決定)
墨田区で保活する人へ:エリアによってはフルタイムでなくても入園可能!
墨田区の保活情報についてまとめました。
墨田区の保活の特徴は下記のとおりです。
- 祖父母が近くに居ない場合のひとり親(シングル家庭)への加点が大きい
- 小規模保育園からの卒園に伴う転園は加点が大きい
- 在宅勤務であることによる減点はない
- 1歳児クラスは、両親フルタイム(40点)プラス加点がないとエリアによっては入園は難しい
- 3歳児クラスにも数名空きがあるので、少なくとも3歳になれば入れる可能性大(両親フルタイムでなくても)
エリアによっては、両親がフルタイムでなくても0~2歳児クラスに入園できるようなので、諦めずに申し込んでみることをおすすめします!
もし入園できなかったとしても、3歳になれば入れる可能性が高くなるので、3歳入園を目指しましょう。
保活で点数を稼ぐコツはこちらの記事をご覧ください。

近隣の保活情報も知りたい方は東京23区の保活情報まとめから

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